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親子で学ぶ小学受験 本好きの子に育てる

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巣立ちへの道SUCCESS STORY

努力で運は開ける

筑波大附属・東京学芸大附属竹早小学校合格  M・Tくんのお母様

 筑波大学附属小学校の第2次選考の合格発表は、ちょうど1年前、若鷲会の門を初めてくぐったその日でした。そして翌日の第3次選考の抽選を通過したとき、努力で運は開けるということをまさに実感いたしました。
 「なるべく子供に負担のないよう、小学校受験をしたい」とお考えの保護者の方は多いことと思います。若鷲会では、常に子供個人を見つめ、よいところを伸ばし、ほめて育てることのほか、保護者にも教えていただいたことは膨大なものがありました。「長倉マジック」とでもお呼びしたい、長倉先生のご指導を基本に、実行したことを、まとめさせていただきます。

(1) 勉強のさせかた
 「好きなもので始め、好きなもので終わらせる」
 これは最初に長倉先生から教えていただいた法則です。
 「要は、こういうもの(プリント)を好きにさせればよいのです」というお言葉でしたので、毎日、守らせていただきました。今日は30枚やらなきゃ、などと計画を立てても、子供の気分によって はかどらないときもあります。ただ、「お子さん、忘れますからね」とおっしゃられたとおり、1度や2度では覚えないものです。好きなものも、苦手な分野も、2枚ずつコピーをとって、自分で好きな分野を選ばせていました。勉強する時間帯は、プリントに慣れてきた4月からは、幼稚園に行く前30分。若鷲会で教わった分野を中心に。あとは、気が向けばおやつの後、寝る前など。

(2) 巧緻性、絵画、運動、協調性
 春期領域別演習の絵画・巧緻性と運動・リズム・行動観察に参加したところ、秋には協調性もつき、絵もしっかりかけるようになりました。運動は、近所の体操教室も利用。巧緻性に役立ったかどうかはわかりませんが、昔、紙芝居屋さんで売っていた型抜き菓子を利用し、指先を使わせる。洗濯物を3枚たたんだら、型抜き1枚増やしてあげる、全部で何枚?と言って計算させたりもしました。
(3) 願書、面接
 若鷲会では、子供の授業中に、私学の先生方のお話が間近で聞ける保護者用講習を何回も企画してくださるので、それがとても役立ちました。志望校以外の先生のお話も、よりよい子育てや、願書作成のヒントになりました。本試験の面接は、自分の就職試験の面接よりも緊張いたしましたが、若鷲会でお会いしている学校の先生の面接は、かなりリラックスして臨むことができました。
(4) 試験直前と当日のこと
 「この時期、出来ないところを克服しようとするより、出来たところをほめて、自信をつけさせてください」とのことでしたので、プリントも好きなものを中心に、当日は、折り紙を持参して、待ち時間に折ったり、行きの電車の中では、なぞなぞを出し合ったりして、なるべく笑顔を忘れないように努めました。実は私学の試験前日、私の気持ちが落ち着かないので、長倉先生にお電話させていただいたこともございました。科学技術館に行ったお話をしたところ、「T君は、何に興味を持っていましたか」とたずねられ、常に子供のよいところを見つめるという姿勢を再確認し、笑顔で子供を試験に送り出すことができました。国立の試験は、私学の試験が終わり、なんとなく気も緩みそうになりますが、もう一度気を引き締めて、過去の出題例と傾向を研究し、竹早なら平均台のある公園で遊ばせたり、筑波なら熊歩きで廊下を歩くとか、日常生活に工夫をしました。
(5) その他、子供にプラスになったこと
 春休みは、阿部先生と鈴村先生の教室を受講。阿部先生の教材は、子供が自分で出して読むほど気に入っていました。鈴村先生には、人に話を聞くときの基本を教えていただきました。夏休みは、志望校別演習や長倉先生の実験・観察・制作教室(これはざりがにが出た筑波に役立ちました)を受ける傍ら、自宅では、ファーブル検定を受けたり、お話エンジェル子供創作コンクールに応募。家庭や幼稚園以外で認められる、ということが子供の自信につながりました。 また、若鷲会で出会ったお母様たちの言葉にも、たくさんのヒントが隠されていました。「お受験で、子供をつぶしたくなかった」「夫婦喧嘩をしていたときの模試の結果は散々だったけれど、子供のよいところをノートに書いていたときの結果はよかったのよ」など。親もストレスを抱えがちですが、そんなときは、若鷲会の合格体験記を読んで、勇気をもらい、あきらめずに進めることができました。 小学校受験は、本人・家庭・塾の3人4脚だと思います。新たに始まる小学校生活は、本人・家庭・学校の3人4脚で、困難を乗り越えていこうと思っております。
 最後になりましたが、いつも息子のよいところをみつめ、国立の試験前、自信なさげな私に、「T君はいいとこ一杯持ってるじゃないですか」とあたたかいお言葉を下さった長倉先生、平常講習で親子ともどもよい方向に導いて下さった鈴木先生、やさしくサポートしていただいた安達先生と諸先生方に厚く御礼申し上げます。

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