本文へスキップ

親子で学ぶ小学受験 本好きの子に育てる

電話でのお問い合わせはTEL.03-3683-4152

〒136-0072 東京都江東区亀戸2-27-13

巣立ちへの道SUCCESS STORY

楽しかったな、本当にやってよかったな

日出学園・聖学院小学校合格  T・Hさんのお母様

 元旦の朝、娘が祖父母に「あけましておめでとうございます。今年は小学生のお姉さんになります」とニコニコ顔で誇らしげに話す様子を見ることができましたとき、小学校受験をしてよかったなと心から実感いたし、これも若鷲会で学ぶことができたおかげではないかと主人と喜び合っております。
 思い返せば、年中の6月に同じ幼稚園のお母様からご紹介いただき若鷲会を知ったことが昨日のように思い出されます。初めての場所では人の後ろに隠れてしまい一言も話せなくなる娘ですので、緊張しすぎずに通えたら良いなと考えつつ、体験入会を受けさせていただきました。その折、長倉先生から「経験のないことは知らない・出来ないのはあたりまえです。覚えていたらほめましょう。始める時期の遅い早いは気にする必要はないでしょう」と私達が抱いていた不安に対してお答えいただくことができ、若鷲会に親子で楽しく通い始めさせていただきました。
 夏休みの旅行中に野山の観察をした際に、初めて実際の草花といただいたプリントの絵が結びつくようになり、理解が深まっていくのが感じられました。そのような姿を見ると少しでも多くの実物を見せて、経験・体験させたいと決心するようになり、長倉先生の実験・観察・制作教室に申し込みさせていただきました。娘は「絵を描こう」と誘っても上手ではないからとしり込みしていましたが、先生からいただいた虫眼鏡とノートを自分の筆記用具と共に持ち歩くうちに、身の回りのものをだんだんと自分から描き始めるようになり、最後のころには「忘れないように描いておこう」と話すようになりました。また、回数を重ねるにつれて、のり・テープ・はさみの使い方も次第に上手になり、そうなると手を動かして考えるとただ見ているだけでは見えない答えが見えてくることもあり、手を動かして考えることの大切さを実感いたしました。
 長倉先生から教えていただいたように、娘の「なぜだろう?」という疑問には、そのまま答えを教えるのではなく「なぜだろうと思う?」と問い返し、自ら辞書・辞典で調べ、実際に行ってみるなどして、自分の意見・考えをまとめるようにいたしました。すると次第に「私はこう思うの。ママはどう思う?」と自分の意見を持つようになり、相手の意見を聞くことも見られ始めました。
 そのため私達夫婦は、娘に今以上に堂々と人の前で自分の考えを発表できるようになってほしいと思い、阿部先生の音読・言語教室に申し込みをいたしました。目標はたくさんありましたが、まず大きく口を動かして発声し、相手が聞き取りやすい話し方をすることと相手の話をよく聞くことを知ってほしいと思ったからです。次に大好きなお話を増やして、小学校に入学した後の読書につながってくれれば良いな、そして言葉遊びのできる子になってほしいなと考えておりました。ひらがなの拾い読みがようやくできるかどうかの状態での参加でしたが、講習中は阿部先生の優しく美しい日本語をお聞きすることができ日本語は良いなと親子で思うことが何度もございました。娘がお気に入りの詩を発表して先生にほめていただいたことで、やればできると娘は思い自信を持つことができたようでした。たくさんの詩を覚え、折々に思い出し親子で暗唱するようになると日常生活が豊かな日本語であふれるようになり、娘も少しずつですが以前と比べると堂々と発表できるようになり、親子共々大喜びでした。阿部先生にお会いしてから娘は、よりいっそう言葉に興味を持ち絵本を読むようになりました。たくさん声を出して読む練習をすると読み方も上手になり、声もどんどん大きく出るようになり、それがまた娘の自信につながったようです。なぞなぞ・しりとりは娘のお得意になりました。
 鈴村先生の教室は、図形感覚を手に入れてほしいな、図形は身近にあるものであり自分の生活の一部として存在しているものであると知っていてほしいな、図形に娘が興味を持ってくれれば良いなと思い、申し込みました。初日はなかなか教室に入ろうとしなかった娘でしたが、2日目からは階段を駆け上がり1番に教室に入ろうとしておりました。娘は最初なかなか手を動かそうとせず、私が「早くやろうよ」「自分でするのだよ」などと声を掛けておりました。ところが、鈴村先生が「手伝ってもらわなくてもいいところは一人でやってみよう」と娘にお話してくださったとたん、娘は「もう私一人でするからママは見ていてね、さわらないでね」と言い、がんばって一人で制作したり考えたりする様子が見られるようになりました。鈴村先生に声を掛けていただけるとこんなにも変わってしまうのかと驚いてしまいました。家で「鏡の問題はちょっと得意ではないのかも」と話す娘に「これで考えてみてはどう」と鈴村先生からいただいた鏡を渡しますと、急に「鏡は簡単だね、得意になれるかも」とニコニコ顔になりました。先生と一緒に制作した作品は宝物となり、大切に部屋中に飾ってあります。
 このたびの小学校受験は、娘がいなければ経験できなかったことであり、一緒に歩めたことを彼女に1番感謝したいと思います。また、教室への参加はあれこれ欲張りすぎたかなとも思いましたが、家族みんなで同じ方向を見て、合格という結果をいただくことができ、元気に講習会・入試に参加できたな、楽しかったな、本当にやってよかったな、という気持ちで一杯です。これからも家族と共にがんばろう、楽しもうと思いました。無いようでいてて我が家なりのしっかりとした考えがあったのだなと発見したのはちょっとした驚きでした。年長の一年間を支えてくださった鈴木先生、迷っているときにこんな考え方もあるよと教えてくださった長倉先生、講習会でお世話になった先生方に、感謝の気持ちで一杯です。本当にありがとうございました。

 →「進学校別合格体験記」(目次)に戻る
 →「年度別合格体験記」(目次)に戻る


information

若鷲会

〒136-0072
東京都江東区
亀戸2-27-13
TEL.03-3683-4152
FAX.03-3683-4157