この3年間、若鷲会の平常講習・特別講習を活用してくださった約300名の内に、「受験するのは、この学校1校だけ」という方が、どのくらいいらっしゃったのか抜き書きしてみました。もちろん、たとえ不合格でも、2次募集の私学や国立校には目を向けずに、ダメなら公立へという選択の方です。
男子 青山学院 1名(合格)
暁星 1名(不合格)
聖徳大附属 7名(7名合格)
洗足学園 3名(T期2名合格・1名不合格⇒U期合格)
千葉大附属 1名(検査合格⇒抽選外れ)
千葉日本大第一 1名(合格)
筑波大付属 1名(抽選合格⇒検査合格⇒抽選合格)
日出学園 4名(4名合格)
女子 青山学院 3名(1名合格・2名不合格)
川村 1名(合格)
国府台女子学院 3名(2名合格・1名不合格)
白百合学園 1名(合格)
聖学院 2名(2名合格)
聖心女子学院 1名(不合格)
聖徳大附属 2名(2名合格)
東洋英和女学院 3名(2名合格・1名不合格)
日出学院 2名(2名合格)
約300名中37名。1割強の方が「ここだけ!」です。
この中には、他の学校を受験しても合格しそうだな、という方もたくさん含まれています。ご両親の母校、兄姉が通っている、通学圏内に外に適当な学校がない、など理由は様々ですが、学校研究の末、これらの学校がわが家・わが子に1番合っている。ご縁のない場合は、他の私学・国立の小学校には目を向けず、公立小学校に進学し中学受験に備える道を選ばれたわけです。もっとも公立といっても、越境して、いわゆる公立の人気校に進まれることをお考えの方も目につきました。
また、T期試験で万一の場合はU期試験を受験する予定の方(聖徳大附属・洗足学園など)や編入試験が1年以内に行われる可能性が高く、万一の場合は編入試験を受験する予定の方(国府台女子学院・聖学院・日出学園など)なども含まれています。
ご家庭の教育方針・方法や価値観と完璧に一致する学校は、なかなか少ないと思います。各小学校のどこに魅力を感じ、どこに目をつぶれるかです。自信を持って、その決断をできるように、ご両親で学校研究をしっかりなさってください。その上での「ここだけ!」は、結果にかかわらず、立派な選択です。
(2004年1月28日)
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