前回、「ここだけ!」と1校だけ受験なさった方のお話をしました。今回は、反対に私学だけで、7校以上出願なさった方はどのくらいいらっしゃったのか、抜き書きしてみました。中には、これ以外に国立附属校もお考えになっていた方もおられます。
出願時に、7校以上の私学の願書を揃え、きちんと出願の準備をなさった方です。いくつかの学校を受けて、結果が思わしくなく、出願の間に合う学校や2次募集をお考え
になった方ではありません。
学習院・光塩・淑徳・立教女学院 (慶應・東洋英和・雙葉・豊明)
暁星・昭和学院・成蹊・日出・森村 (青山・慶應・立教)
国立・桐光 (慶應・成蹊・宝仙・武蔵野東・早稲田)
慶應・桐蔭 (青山・学習院・暁星・成蹊・成城・立教・早稲田)
聖学院・浦和ルーテル (青山・学習院・慶應・淑徳・成蹊)
成蹊・暁星・桐光 (学習院・慶應・淑徳・桐蔭)
桐蔭・精華・森村 (学習院・暁星・慶應・成蹊・立教・早稲田)
東洋英和・聖心 (慶應・昭和・成蹊・聖ドミニコ・立教女学院)
東洋英和 (青山・学習院・慶應・昭和学院・東京女学館・日出)
日出 (青山・学習院・暁星・慶應・聖学院・星美・立教・早稲田)
宝仙 (慶應・洗足・東京女学館・東洋英和・立教女学院・早稲田)
1番初めの学校が進学校です。次が合格校です。( )の中の学校は、ご縁のなかった学校です。残念ながら不合格の学校と、試験日程・時間が重なったり、志望順位の高い学校に合格したため、受験しなかった学校です。
3〜5校準備なさる方が多いのですが、上記のように7校以上準備なさっておられる方もいらっしゃいます。
運よく、試験日程・時間が重ならず、全部受験できる場合もあります。逆に2〜5校が重なり、2〜4校しか受験できない場合もあります。 全ての学校になんらかの魅力を感じ、場合によっては、そこの学校に6〜16年間お預けしようとお考えになっての選択です。
前回の1校だけという選択とは全く違うお考えの方々です。
また、受験準備はしたけれど、受験はやめたという方もいらっしゃいました。あるいは何校かに合格はしたけれど、進学校としては公立を選択なさった方もいらっしゃいました。
すべて、その時点で、そのご家庭にとっては正しい選択なのです。後は、その選択が正しいものとなるように、これからのご家庭の態勢を整えて、自信を持って胸を張り、それぞれの場で、それなりの努力を怠らないことです。
みなさんは、どう思われますか? (2004年2月4日)
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