先日、若鷲会のホームページの合格実績の表示方法を変更しました。
今までは、各小学校の合格者数を年度別に並べてきました。新しいものは、各小学校の13年間の累積合格者数/累積受験者数(合格率)の表示としました。
これは、若鷲会を活用なさる方が、「どのような小学校を目指す方が多いのか」、また、「その方々がどのくらいの割合で合格をなさっているのか」を後輩の方々により分かりやすくするためです。
ここでは、そのことの補充説明をしておきます。
対象は、年長児用の基本演習・特別演習に参加された、1243名の方の入学(編入)試験の結果です。年少時・年中時に参加されて年長時には参加されていない方、公開模擬テストだけ参加の方は含んでおりません。公開模擬テスト参加の方の入試結果については、模擬テスト当日に配布の資料を参照してください。
補欠の場合、繰り上がれば合格、繰り上がらなければ不合格として処理してあります。お教室によっては、補欠の方も合格として処理しているところもあるようですが、繰り上がってこそ合格と考えています。もちろん、補欠として認められるまでの努力は褒めてあげる価値はありますが、繰り上がらなければ不合格という現実も前向きに受け入れて、胸を張って前に進んでください。なお、補欠という発表がなく、後日繰り上げの連絡が入る小学校の場合は、繰り上げ合格も合格として処理してあります。
私学で、1次・2次がある場合、あるいは試験が何日かにわたる場合の途中棄権の方は受験者には含みません。暁星・早稲田・桐朋など1次試験の合格者のみが2次試験を受験できる学校の場合、1次試験合格→2次試験不合格や2次試験棄権の方を1次合格として、1次不合格の方と異なる扱いをしているお教室もあるようですが、1次2次試験は便宜上別になっているだけで、入試全体を考えれば1次2次を通過してこそ合格という考えです。同じように試験が何日かにわたる場合、全部を受験してこそ受験終了との考えから、途中棄権の方は初めから受験しなかった方と同じと考えて処理してあります。
国立大附属校の場合は、抽選は本人の資質とは関係がありませんので、抽選を通過して考査に参加した方の合格者数・受験者数です。最後の抽選の当否も関係ありません。
もちろん、本表は学校別の難易度や人気度を測るものではありません。例えば、合格率の高い学校が必ずしも易しく、低い学校が難しいわけではありません。力のある児童が数多く受験していれば合格率は高くなり、反対の場合は低くなります。また、受験者数が必ずしも学校別の人気度を表してはおりません。あくまで、若鷲会を活用してくださった方々の中での結果です。 (2010年11月3日)
〒136-0072
東京都江東区
亀戸2-27-13
TEL.03-3683-4152
FAX.03-3683-4157