日頃、あまりテレビを観ない私が、オリンピックなどの国際的なスポーツ番組は好きで、時間をやりくりしては観ています。
スノーボードはもちろんスキー・スケートなどのウィンタースポーツは、自分では体験したことがなく、楽しさも難しさも知りませんが、今回のソチオリンピックも、いろいろ感動したり、考えさせられたりしながら、楽しく観戦させていただいています。
前回のロンドンオリンピック同様、いくつかについて、語っていきたいと思います。
まず、前半の金メダルの候補といわれていた女子ジャンプと男子フィギュアスケートですが、明暗が分かれました、技術的なことはよくわかりませんが、どちらも頑張って自分の力はそれなりに発揮していたように思います。直前のいくつかの大会の成績などから考えるとどちらも金メダルに輝いてもおかしくない状態で本番に臨んだのだと思いますが、金メダルと4位入賞という結果です。オリンピックなどの力が接近している上位数名(あるいは5・6名)の間では、本人の微妙な心身の体調や運(ライバルの運も含めて)など様々な要素が結果に表れたのだと思います。もう一回チャンスがあれば、違った結果となる可能性は高いでしょう。しかし、一回のチャンスを生かせるかどうかも大事なのです。
小学校入学試験やその他の試験でも、模擬試験やその他の日頃のデータからは、まず大丈夫と思われる方が残念な結果になることも、やや厳しいかなと思われる方がいい結果になることもしばしばあります。
チャンスを存分に生かせる力を養い、チャンスを生かせたら、その幸運に感謝し、その幸運を生かせるようにさらに正しい努力を継続することが大切なのだと思います。一方、チャンスを生かしきれなかったら、謙虚に何が足りなかったかを反省し、今後に生かすことが大切なのです。そういうことの繰り返しがより高みに導いていってくれるのだと思います。
幸い、今回の2人は、10代の若人です。それぞれの今回の体験が、今後の選手生活や人生に役立つことを期待します。4年後のオリンピックでも輝いている姿を見せてほしいと思います。
また昨秋、小学校入学試験を体験された方は6歳です。その貴重な体験を、結果にかかわらず、今後の小学校生活に役立つものとされることを期待します。
(2014年2月17日)
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