先日の朝、テレビをつけたら、ヤンキースの試合を中継していました。今話題の田中投手が投げていたので、つい観戦してしまいました。
相手のチームもいいチームなのでしょうか、ヒットも何本か打たれ、四死球も多く、ホームランも1本打たれていました。それでも失点は2点に押さえて、6回くらいまで投げて、三振も11個奪取して交代しました。その後、味方が得点してくれて勝ち負けはつきませんでした。やはり「神の子」などと言われるだけあって、ツキも持っているなと感じました。
翌日、スポーツ新聞やインターネットで評論家の方々の評価をいろいろ見てみました。今までの実績と期待の大きさのせいかと思われますが、日本での評価は四死球の多さに注目してやや辛口のものが多かったようにみえました。一方、アメリカでの評価は三振の多さや失点の少なさに注目して好意的なものが多かったようにみえました。
環境の違いや相手チームの情報量の少なさ(お互い同条件?)などをどこまで考慮するかによって評価はわかれるのでしょうが、アメリカ流の評価の方が私はいいような気がします。
どれだけ実積があり、力のある選手でも完璧な結果を常にだせるわけではありません。
皆さんのお子さん方も同様です。力のある子でも、いつも花マルばかりとはいきません。花マル・満点のときだけ褒めてあげるのではなく、ミスをしてもそれをどこかでカバーしたらまず褒めてあげてほしいのです。その上で、優しくミスをなくしていくように一緒に考えてあげてください。
それを繰り返していけば、間違えることも、失敗することもいい体験になります。いずれいい思い出になります。今だけを考えずにお子さんの大きな成長を楽しみに接してあげて、いいところ=長所に注目してあげてください。(2014年4月30日)
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