日本女子大学附属豊明・国府台女子学院小学部合格 Y・Mさんのお母様
このたび私学2校から合格をいただくことが出来、無事に受験を終えてほっとしております。
我が家の第二子、娘の受験を考え始めたのは、年中の2月すぎてからでした。家庭の諸事情により、教育の環境を今一度見つめ直すに至り、情報を収集する中で、当初念頭においていた志望校に多数合格者を出している若鷲会が目にとまり、3月に入って門をたたかせていただきました。
娘は人見知りをせず、明るく活発な子で、幼稚園でもお友達が多いタイプなこともあり、初めての「お勉強スタイル」にも早くからなじみ、一緒に学ぶお友達とも仲良く出来たようでした。
といっても、小学校の試験のスタイルは、言葉づかい、姿勢、立ち振るまい等、独特なものがあるので、お教室に通い続け、ことあるごとにご指導いただけたことは貴重でした。特に4つ上の兄がいて、遊び方や言葉づかい、所作が少々荒っぽい娘にとっては、女子校対策が急務であったと思われました。
元々、プリント系ののみこみの良かった娘ですが、不得意な分野もありましたので、基礎から直前期の応用まで、らせん式に知識と経験を積み重ねていくやり方で、無理なくものになっていったと思います。特に、夏休みには、難関女子校を目指すメンバーと切磋琢磨できたことは親子にとってとてもいい経験となりました。
鈴木先生いわく、娘の「ガラスのハート」(負けず嫌いだけれど繊細)をいかに克服していくか…課題が見えた時期でもありました。それをふまえ、親なりに目指す志望校の過去問などをじっくりと研究し、娘に合った学習スタイルを考え、最適な環境を模索することとなりましたが、必要なアプローチであったと実感しております。
長倉先生からは、いろいろなお話をうかがうことができました。人生相談的なことから、兄の中学受験まで…。志望校に関しては「各家庭で気になる、いいなと思ったことは、どんどん調べてみて。情報を探すにあたって分からないことがあればお手伝いします。」とおっしゃって、決して「おしつけ」をなさらない先生です。それは、小学校受験がまさに全力をあげて家庭で取り組む、親子一丸となって立ち向かう真剣勝負だからこそ、「決断は各家庭で!!」ということをおっしゃりたいのではないか、と理解いたしました。
我が家もあれこれと悩み、その都度先生に相談しては「ああ、やっぱり決めるのは自分だ。」と痛感し、自分を信じ、娘を信じ、最後まで進んだといえます。
試験にあたっては、親としては願書作成が山場でした。いかに願書が重要であるかというお話をうかがっておりましたので、1ヶ月以上かけて練り上げ、何度も下書きをして、納得いくものに仕上がったときには達成感すらありました。志望校の創立者に関わる書籍は何冊も読み研究しましたが、そのことはけっこう重要で、それが前提にあることで、面接にも自信をもって臨むことができたのだと感じています。
小学校受験は、公立、私立、国立どれをとっても「小学校の選択肢を広げる」ということの一つの手段かと思います。今の選択が必ずしも正しいかどうかは分かりません。しかし、家族一丸となって、ブレない信念を持ち、真剣に選択したのであれば、それはのちに後悔することがなく家庭にとって幸せをもたらすことにつながると思います。
目先の合否にとらわれて冷静さを失ってしまいがちな小学校受験ですが、あくまでも子供の幸せを一番に考えることが大切で、親のエゴで始めたことであることを忘れないようにして取り組むべきものだと、先生のお話から学び、自分に言い聞かせておりました。
お教室は与えられる場というより、「手助けをしていただける場」だと思うのです。各家庭なりの最大限の活用方法を見つけて、信頼していくことが大事です。
長倉先生、鈴木先生、滑川先生、娘の良いところをたくさん見つけてたくさんほめて指導して下さって感謝しております。
本当にお世話になりました。ありがとうございました。
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