親子で学ぶ小学受験　本好きの子に育てる

娘の転換期

聖学院・星美学園小学校合格　　A・Sさんのお母様

　この度は若鷲会の先生方のお陰で第一志望の聖学院小学校に合格出来ましたこと、誠に有難うございました。若鷲会との出会いがなければ得られなかったもので、本当に感謝しております。
　若鷲会へ入会する前は、一般的な知育を目的とした幼児教室へ通っておりましたが、3月生まれで甘えん坊な娘は、1人で教室に入ることもままならない状態でした。受験に向けた勉強を始めるには精神的に幼なすぎるのではと悩んでいたため、意を決して受験コースへのクラス替えをお願いしたのは年長の5月になってからでした。
　遅すぎるスタートに、お友達と一緒のクラスには入れず個別クラスとなりましたが、ふざけたり、先生に抱きついて離れなかったり、こちらに書くのも憚られるような有様で、どうしたものかと頭を抱えておりました。 ちょうどその時期に参加した聖学院小学校の説明会で、「なんて温かく素敵な学校なのだろう。こんな学校に娘を通わせてあげたい」という思いが高まり、校門でチラシを頂いた若鷲会に電話を掛けました。電話に出られた長倉先生が、「一度授業を受けてみて下さい。お子さんが楽しめるのなら続けるといいですよ。そうでないなら無理することはないです。」とおっしゃられて、その時「娘には受験は早かったのかもしれない。娘も親もこんな辛い思いをするのなら続けるべきではないかもしれない」という気持ちでいた私は、同じ考えのこちらのお教室に魅力を感じ、ここで駄目なら受験はあきらめようと決めました。
　6月から授業に参加すると、今までの苦労は何だったのか…という程、すんなりなじんで楽しく通うことが出来、安堵致しました。 娘は負けず嫌いで、「失敗したくない！難しい問題はやりたくない！」という性格も、お教室へ行きたくない原因の一つとなっていました。ですが、若鷲会ではプリントはほとんど不正解でも、佐脇先生は「あきらめないでよく考えたね！頑張ったね！おしかったよ。」と褒めて下さり、自信を持てたのか行き渋りもなく通うことが出来ました。また、お友達と工作や運動をすることも楽しかったようで、優しいお友達とご一緒出来たことは本当に有難いことでした。
　その後、夏期講習が始まりいよいよ受験勉強が本格化しましたが、なかなかプリントへのやる気が高まらず、一日3枚やるのがやっとの状態でした。 ある日、家で問題をやっていると、若鷲会で出た問題だったようで、「これ、若鷲会では出来なかったけど、佐脇先生に教えてもらったから、今は分かる！すごい！もう一枚やりたい！」と目を輝かせ、突然何枚もやるようになりました。これが娘の転換期だったと思います。ここから随分とプリントが解けるようになり、若鷲会での成績もぐんぐん上がっていきました。また、プリントと同時に課題であった挨拶や姿勢・態度は、佐脇先生が「こちらでばっちりと仕上げますので大丈夫です」とおっしゃって下さったのですが、正に有言実行で、最後の模試ではその項目は満点を取れるほどになりました。長倉先生にも、毎週保護者向けにお話をして下さり、願書の添削や面接練習まで、細やかにご指導頂きました。初めての小学校受験であった我が家には、何でもすぐに質問・相談出来る環境は大変有難いことでした。
　結果、第一志望の学校に合格を頂きましたが、小学校受験を通じて親子で取り組んだ日々には娘も私も大きく成長させてくれたと思います。大変なことも多かったと思いますが、親子で楽しく頑張ることが出来たのは若鷲会のおかげです。本当に有難うございました。

　→「進学校別合格体験記」（目次）に戻る
　→「年度別合格体験記」（目次）に戻る

---